住んでたとこドンピシャ小説!『ふなふな船橋』吉本ばなな


どうも、マスクを着けると異常に眠たくなるエモトモエです。この間は「強力ミントで眠気スッキリ!」と謳うガムを噛みつつ意識が飛びました。えぇ…(困)。

7月22日図に「書館に行くようになったぜ!」とブログを書いてから少しして、私は本に飽きてしまいました。

というか、図書館にある湊かなえさんの本を全部読んじゃったから、借りるものがなくなったんだよね。
図書館は本屋さんみたいなポップとかがないし、それでいて大量な本が置いてあるから、もう何を選んだらいいか分からない。

ということで、しばらく(1か月くらい?)本は借りてなかったんだけど、カワサキは変わらず通っているので、私もついていきます。
それで、カワサキがCDや本を選んでいる間、私もふらーっと中を散歩するんだけど、この間、あるタイトルを見つけてすぐ手に取っちゃいました。


『ふなふな船橋』吉本ばなな

エモトモエのページにある、”ヌレセパになるまで”コーナーは読んだことありますか?

実はここに、こんな部分があるんですけれども。

《高校卒業後》 OLとして働き始め、半年ほどして一人暮らしを始めた。


この一人暮らしを始めた場所というのが、船橋なんです。2年半くらい住んでいました。

だから、このタイトルの本を見つけて、「なんぞや!?」と瞬発的に手に取ったわけです。しかも、表紙の影がふなっしー…。即決。

合流したカワサキにニヤッと本を見せつけて、借りることにしました。

この本の主人公は船橋に住んでるんだけど、タイトル通り「船橋」についての描写が細かい!

西武の大きい本屋(あそこで買ったことある…)

その隣のカフェ(本屋の本読めるとこだ…)

イトーヨーカドー(玉ねぎ人参じゃがいもの特売安いとこ…)

駅地下のスーパー(行きつけ…)

みたいなことになりました。船橋を離れて半年経とうとしている今、記憶は確かだけどもう懐かしく感じる頃で、読んでてすごく楽しかった。

もちろん小説としての内容も素敵なお話で、タイトルや表紙から期待できる通り、ほんわか温かい気持ちになれるストーリーでした。そして時々ちょっと切ない。

内容について少し紹介すると、主人公は、母親が子持ちの男性と再婚するのを機に、伯母さんと二人で船橋に住むことになった女性です。
そして物語は、当時中学生だった主人公の、母親とのお別れ当日の場面から始まります。

母親が「私の分身としてそばに置いていて」とプレゼントした梨の妖精ふなっしーの抱き枕に対する主人公の想い、伯母さんと暮らすマンションと繰り返し見る不思議な夢の真相、結婚を思い描く恋人との関係、伯母さんと主人公の間にある絶妙な距離感と秘密、ネタバレしちゃうから言えないけどその他もろもろ…魅力がたくさんで、こうやって文章にすると改めて面白かったなって思います。

船橋は商業施設も多いし、市公認の路上ライブが開催されてたりする街だから、行ったことのある人も多いかもしれないけど、もし船橋を知らない人でも読んだら面白いと思います。

私みたいに、「本読みたいけど選べないし!」っていう人は、吉本ばななさんの棚から「ふなふな船橋」を探し出してみてください。
おしまい